
本日は、宮崎県のアイザックスターンホールにて
宮川彬良さん×シエナの公演でした。(*^_^*)
リハーサルの時から、その感性と作曲家的視点で、アルメニアンダンスも、バーンスタイン(シンフォニックダンス)も、今まで幾度も演奏してきたレパートリーがまた新たな発見とともに生命を吹き込まれ、あまりの興味深さに毎日がワクワク。
アキラさんの言葉のチョイス、体中を使った表現が絶妙で、私が普段から、いや最初にリコーダーに夢中になった子供の頃から一番「おもしろい」と思っていることをヒョイヒョイ投げかけられ、
楽しくてしょうがない日々を過ごしました。(´ー`)
本番の第一部はアキラさんの作曲したもの&アレンジしたものを中心に演奏しました。
アキラさんのアレンジされた「マイフェバリットシングズ」や「シャルウィダンス」は普段からシエナでよく演奏させていただいていますが、本当にいいアレンジというのは、まず吹いていて「気持ちがいい(楽しい)」+曲に生命力が湧いてくる。そしてそれがお客さんに伝わるのか客席からいただく反応が違うのです。
あきらかに演奏している側も聴いている側もワクワクしているのが感じられる。
そんなミラクルなアレンジ&作曲の曲目をご本人と創れるというのでこれまた非常に深い時間でした。
「踊れないJazzは罪悪だ」
アキラさんと初めてお会いした時にいただいた衝撃的なキーワード。
でも確かに、いつも私が大好きなバンドのライヴに行くとき、自分は手拍子をしたりするのも本来恥ずかしい性格なのですが、本当に自分でも驚くくらい、ポーズでもなんでもなく自然に体が動いているのを感じる瞬間があります。
動かされている。
というか、音楽が血管にまで浸透していって全身で感じずにはいられない=動かずにいられない。
というか。
アキラさん語録はたくさんあって、昨日のクリニックでアキラさんは子供たちにもたくさんお話してくださいました。
音楽は目に見えないものです。見えるのは楽譜です。音楽は楽譜と自分の間でするものではありません。体中から響いててくるものです。
(ちょっと正確に言葉で伝えづらいのですが)いつもなかなか出来ないけれど目標にしていること、大切にしたいと思っていること。または気づいていなかったアイデアをたくさん言葉にしてくださるアキラさんと過ごす時間は、本当に宝物だと思いました。
今日の本番は、始まった瞬間から、なんだか感激してしまって、幾度となく涙がつぅーっと頬をつたってゆきました。
それはアキラさんが向き合っているものが「音楽そのもの」に他ならないからだと感じました。
次回ご一緒させていただけるのは6月、東京にてです。
今から楽しみです♪(*^_^*)