事情により、長年かよっていた場所をやめることになりました。
久々にして、最後の
レッスンの日。
忙しくてなかなか通えず、、それでもこんな私をあたたかく受けとめてくださるいい生徒さんに恵まれていました。
……………………………
『不器用だけど、内に秘める情熱のある方。』
はじめてレッスンにきた日はおどおどとした印象を受けました。
「自分はダメなんです。全然吹けないんです。」と。
ダメな人なんていません。人にはそれぞれのペースがありますから。
前の先生はきっちりした人だったんでしょう。
エチュードにびっしりとたくさんの言葉。
私はそれらをいっさいやめてみました。
本人が心から愛する賛美歌を、毎回少しずつやっていくことにしました。
本人が本心から理解するまでは何度もたちどまり、確認しながらゆっくりすすめていきました。
それを続けたある日、私の
ピアノにいつものように合わせて吹いていると…
あることに気がつきました。
私が抑揚をつけると、それを感じとり、自然に音がうたってくるのです。何より、本人がすごくイキイキと、目を輝かせている。
あぁ。言葉ぢゃないんだ、本能で音楽を感じ取っているんだ。
何かを基準として、そこからあふれでた才能を「ダメ」と決めつけてしまうなんて、なんてもったいない。
この方の持っている「うた」は誰にかえることもできないこの方のもの。
私たちは音楽を通じて、心で対話できたように思えました。
『そのお友達で、なんだかセンスを持っている方』
はじめて2回目くらいのレッスンで、すでに幅広い音域を
マスターし、私のCDを聴いて、もう自然にウ゛ィブラートをかけていました。
何て耳のいい人なんだろう。という印象でした。
「独学」「探求心」という言葉の似合うこの方のレッスンは、目覚ましい成長で、毎回楽しいものでした。
『
クラシック音楽をこよなく愛している方』
この方の音楽好きは、私にとても影響をあたえました。
「ランパルがね。。ニコレがね。。」
とニコニコと楽しそうに話していらっしゃる姿を、すごくうれしいというか、何ともいえなくいい気分で聞いておりました。
いつも、何も言うことはありませんでした。
だって、この方はまぎれもなくフルートを吹いているのではなくて、音楽を奏でていらっしゃったので。
私に、忘れていた何か大切なものを思い出させてくれるのでした。
『いつもお供えもの(笑)を持ってきてくださって、とても気を遣ってくださっていたご夫妻。』
はじめは、奥さんが通ってきていました。そのうちにお子さんができて、旦那さんがかわりにいらっしゃるようになりました。
農業関係のお仕事で、いつも新鮮で
美味しいお野菜を持ってきてくださいました。
7ヶ月ぶりに、元気でかわいい
赤ちゃんをつれて、会いに来てくれてすごくうれしかったなぁ。(*^_^*)
私のレッスンでの「すみません罰金条例」がはじまったのは彼女と出会った頃からと思います。
何もすまないことしていないのに…「すみません。」とついうっかり。
厳しい吹奏楽部とかではないんだから(笑)「すみません」ていうなら、「もう一回やりますね。」とか「チャレンジ!」といった前向きな言葉がいいな。も一回ゆったら罰金1000円!('∇')
おもしろいことに…
このあと通ってくることになった旦那さんも、同じ条例が適用されることに(^-^;笑
夫婦そろって、思慮深い丁寧な方々でした。
ある日彼女がぼそっと一言。
「ほかの習い事ってすぐやめちゃったりするんですけど、なぜかフルートだけは続いてますね。楽しいです。」
その言葉がどれほどうれしかったことか…。
……………………………
最後のレッスンということでみなさんからサプライズの
花束やケーキや、実用品の
タオルやら…(笑)
いただき、なんだか本当にお別れする時が名残惜しくて、今までのことを思い出して涙がでそうでした。
「先生!また絶対会えるから!」
と、逆にみなさんから
励ましていただきました(/_・、)。
いつか、きっとまた。
「ふたたび逢うた〜め〜の。遠い〜約束〜。」
posted by swo-web at 21:28|
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日記
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